初任者研修、「着脱、排せつ」

こんにちは。あまの里ホールにて初任者研修が行われています。
今回は衣服の着脱の介助方法、排せつの介助方法を学びました。

着替えの時は声をかけながらベッドまわりにつまずくものが無いか見てチェックする。
あらかじめ衣類は揃えて準備しておいて、着替えの際は、タオルなどをかけて体の
露出を避けこと。
そのときに体の状態をチェック、異常が無いか、皮膚の状態を確認する。

受講生はパジャマやスウェットを持参して、利用者、介助者にお互いに組になって
介助の方法を学びました。

衣服は前開きや丸首や和式寝間着、身体状況は上体を起こして座ることができる方や
寝たきりの方、片麻痺の方など色々な状況を想定しながらの実技演習となりました。
服にしわができ、そのままにしておくと擦れて皮膚が弱っている方は褥瘡ができる原因
になること、しっかり伸ばしながら衣服を脱ぎ着し整えるように気をつけながらの実技でした。

排せつ
排せつは可能な限り自力で行いたいと誰もが思っている行為。その人がどのような
障害を持っているか、どこに困難や不自由があるのかを把握して、残存能力を活用し
どの部分を援助すれば自力で出来るのかを考えて支援することが大切。

ポータブルトイレに移る時の介助、寝たきりの方のベッドでの排せつの介助、洗浄の方法などを学び、ベッドに横になってオムツ交換の方法などを実際にやってみました。

衣服の脱ぎ着の介助、オムツ交換の介助をしてみて難しかったという受講生が多くいました。

(受講生の感想)
・手順に気を取られ、頭で理解しながらも更衣では手を添えずにつかんでしまいました。
・浴衣を一人ですることの難しさ、自分がされて初めて患者さんの立場になって苦痛さも知りました。
・オムツは水分でかなり重くなり気持ち悪いものなのでなるべく早く着替えさせてあげたいと思いました。
・排せつは人に見られると恥ずかしいもの、そこに立ち入って介助することは大変だと改めて実感しました。
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