11月から始まった2014年度の第2回介護職員初任者研修ですが、修了間近の実習の様子、
最後に行われた修了式の様子をお伝えしたいと思います。
受講生は少人数のグループに分かれ、虹の会のヘルパーステーションやデイサービスの
事業所に行き学習してきた介護の実習を行いました。
ヘルパーステーションでは、高齢者のご自宅に職員とともに訪問し利用者様の家事援助、
身の周りのお世話などをコミュニケーションをとりながらお手伝いをしました。
利用者様の一人ひとりに違いがあり、訪問時のサービスも人それぞれです。
受講生は緊張しながらも利用者様とコミュニケーション中心に接し、この利用者様に
必要なこと、どんな風に接したら喜んでくれる、訪問時間が決められている中で動かなければいけない難しさも感じたようです。
(受講生の感想)
・精神疾患のある方と聞いて不安がありました。でも男性の訪問は少ないからと喜んで
くださり、スムーズに会話ができ嬉しかったです。
・利用者様と買い物に同行中、雨が降り、傘でカバーしきれずに濡らしてしまいました。
周囲への気配り、交通への配慮が必要で大変でした。
・体が曲がったまま寝ておられた利用者様のオムツ交換は見ていて大変そうでした。食事
介助もあり、誤嚥性肺炎になったりするので食事後しばらくベットを起こしたままに
しましたが、自分一人の時だと少し怖いなという思いがしました。
・緑内障の方のお宅でした。掃除の際、物や動線の所の椅子などは動かさない、動かした
物は必ず戻す、来た時の状態にして帰ることを気をつけました。
・ヘルパーさんは買い物の同行、掃除、食事作り、食事介助、オムツ交換など、時間内に
やるべきことを全てしないといけないのが大変だと思いました。
・職員の皆さんは利用者様のことをよく知り、テキパキと動かれていて感心しました。